ADHD特性は運動でやわらぐ?

ADHD

ADHDの困りごとを少なくするために大切なのは『運動』だとよく聞きます。

運動嫌いの私ですが、調べても調べても『ADHDに大事なのは運動』という情報があふれているのを見ては、さすがに重い腰を上げざるを得ません。

ADHDでなくても、運動が身体にいいことは誰もが知っていると思いますが、ここでは『運動によってADHD特性に影響はあるのか?』を検証していきたいと思います。

運動オンチな学生時代

前提として、私は運動オンチです。

体力テストではボールを10mしか飛ばせなかったし、シャトルランは20回くらいで終了しました。

運動部に所属した経験もなし。

学生時代にした運動といえば、自転車通学往復1時間くらいのものです。

かといっていじらしいのが(自分で言いますが)運動自体はやれば楽しいと思っているところ。

バレーボールのアタックはできずともレシーブができただけで楽しい。走るのも速くはないけれど風を切るのは気持ちいい。

ただチームスポーツでは迷惑をかけるのが分かりきっているので、部活やサークルに入ることは避けてきました。

社会人になっても、周囲でスポーツサークルに所属している人はいましたが、私には縁がないな~と思いつつ羨ましく眺めていたものです。

そういえば、昔お付き合いしていた方に「1on1したいからバスケできるようになってほしいのに」などと言われた記憶がよみがえりました。

それを叶えてあげたいと思うほどのいじらしさは持ち合わせていませんでしたが。

最近でいうと、リモートワークにより通勤しなくなり、コロナ禍でさらに家に閉じこもり、その後妊娠・出産でダメージを受けて動けない。

たまに気が向いて散歩や宅トレしてみるくらいで、活動量はかなり少ないほうだと思います。

ADHDは運動オンチ?

とはいえ運動音痴なのは私個人の問題であり、ADHDであることとは関係ないと思う方もいるかもしれません。

ですが発達障害のひとつに発達性協調運動障害(DCD)という、ざっくり言うと『運動が苦手』な障害があります。

発達障害は併存することが多いと言われており、つまりADHDであることが確かなら、この運動障害も持っている可能性はあるんじゃないかという話なのです。

発達性協調運動障害(DCD)の症状には、いわゆる運動神経の拙さに加えて、手先の不器用さもあります。

そう言われてみると、技術で作った木工の課題はひどい有様でしたし、趣味で作った編みぐるみもお手本とはかけ離れた仕上がりでした。

特に調理やDIYなどで『道具を使う』ことが苦手で、一度誰かに使い方を教えてもらわないと、客観的に見て明らかにおかしい使い方やものすごく要領の悪い方法だったことが多々あります。

自分をあえて発達障害にカテゴライズしたいわけではないのですが、考えてみると思い当たることしかないんですよね。

ただ、パソコンのタイピングや料理など、慣れるほど上達してきたものももちろんあります。

あくまで個人の感想ですが、工夫したり努力したりすることで、克服することは十分可能だと思っています。

運動オンチは脳機能の障害?

このDCDが起こる原因として、イメージする運動と実際の動きがずれてしまう、脳機能の障害であるという説が有力なようです。

厚生労働省 DCD支援マニュアル https://www.mhlw.go.jp/content/12200000/001122260.pdf

一方でADHDも、脳内の神経伝達物質の調整がうまく働かないことが原因という説が有力で、様々な論文が刊行されています。

そしてADHDのこの脳の働きを定型に近づけるために大切なのが、運動と言われている。という事実があります。

つまり何が言いたいかというと、適切な運動で脳神経がうまくはたらくようになれば、ADHDの困りごとを減らしつつ、さらに運動自体も得意にできるのでは? ということです。

実際、DCDに対する運動療法の研究はいくつかあるようです。

Kordi H, Sohrabi M et al. The effect of strength training based on process approach intervention on balance of children with developmental coordination disorder. Arch Argent Pediatr. 2016 Dec 1;114(6):526-533.

Yu JJ, Burnett AF, Sit CH. Motor Skill Interventions in Children With Developmental Coordination Disorder: A Systematic Review and Meta-Analysis. Arch Phys Med Rehabil. 2018 Oct;99(10):2076-2099.

運動することで自分のあらゆる困りごとが良くなるなら最高ですが、果たしてどうなるでしょうか。

どんな運動をするか

で、具体的に何をするか。

とにかくまずは始めることが大切だと思うので、

  • 筋トレ
  • 有酸素運動(散歩)

の2種類を実践してみようと思います。

時間があるときに一人で気軽にできる、運動オンチでもできる競技ということで選んでみました。

ということで、善は急げとパーソナルトレーニングを契約してきました。

とにかく動き出すまでが面倒くさくて後回しになり、気づいたら寝る時間。というのがお決まりのパターンなので、お金はかかりますが、予約制にすることで続けざるを得ない状況に持っていくことにしました。

とはいえ金額もなかなかなので、とりあえず2か月契約です。

2か月後にどう変わるのか、変わらないのか、引き続き更新していこうと思います。

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